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[雑記/コラム]

NEETについて考えてみる / 2005-10-14 (金) 05:21

NEETは「Not in Employment, Education or Training」の略称。
雇用・教育・職業訓練のいずれにも参加しないものという訳になる。
元々この言葉は紳士っぽい国(英国)で生まれたが浸透しなかった。が、日本で浸透。 そこに国の本質が浮き出ていると言える。

NEET(以下、ニート)と聞くと、例の馬鹿奴のせいで
「働いたら負けかなと思ってる」=「ニート」という図式が出来上がってると思う…。 まあ、確かにアレもニートといえばニートですけど…。
そいつを知らないって人は、「働いたら負けかな」で検索すると顔も出てきます。
すでにAAにもなってる別の意味での神です。ってかもう、20代後半か30代じゃないのか?アレ。

ああいうのは放っておいて、実際のニート問題について考えてみよう。

ニート問題というのは、実はバブル期以前からあった。現在のように、NEETという問題ではなく就職難の時代が来ると。
しかし、幸か不幸かバブル期到来!時代はとにかく「人手が足りない!」という時代だった。
そこで会社は「とにかく送れ!後はこっちで育てるから!」という感じ。勿論、学校も「とにかく送ろう!」という風潮だった。
確かに、それで十分だった。事実、今の日本を支えているのはそうやって育った人たちのおかげだ。
会社で実践して体で覚えた力。これほど強いものはなかった。

しかし、バブルは崩壊する。
景気が悪くなる。経営難に陥る。有能な人間以外の首を切る。有能な人間以外いらない。という今の実力主義になってきた。
そこで会社は「ちゃんと教育してから送れよ!馬鹿!」という風になってくる。
だが、今トップにいるのはまさに、とにかく社会に出て学んできた人たちでいきなりそんなことを言われても…という風になる。
確かに、現状では実力を備わった人材が学校で育成できるようにシステムも変わってきた。でも、ここで考えてみよう。
その狭間に取り残された人たちはどうなる?とりあえず勉強していれば良いと思ってた人含め。

実力、実戦経験もなく、対応することが全くできない学生が社会に出て「この無能が!そんなこともできないのかっ!」といきなり言われる。
昔みたいに根性主義とかではなく、狭間の人。そりゃぁ…、凹むよね。「私って無能だったのか…。」
それで凹んで凹んで…、引きこもり。というのが結構多い。これが高学歴な人がニートになる例の一つ。

親がしっかりしてないからだ!という風潮もある。これは、日本や中国、韓国、つまり儒教文化において色濃く出てくる。
日本はどちらかというと仏教じゃないか?という意見もあるだろうが、根底は儒教文化です。
ちょっと視点を変えて、欧米諸国を見てみる。
欧米諸国の場合は、親が子供を追い出すという文化がある。 これは、親が子を大人になってまで養う余裕がないというのも事実だが文化の違いとも言えよう。
視点を戻して…。
「親はなくとも子は育つ」ということわざがある。これは何を意味しているのだろう?
これは、「親がいなくても、祖父母が育てたり、地域で育てるから子が育つ」ということだ。
実際のことわざの解釈と違うが、周りに親代わりになる人がいなけりゃ交流も何もないから育つことなんてほとんどない。
何故、このことわざを引用したかというと…。バブル期における核家族化がある。
今のニートの親というのは、まさに「仕事!」の人だ。バブル期の人だ。もしくはその子供。
果たして、子育てという交流は深くあっただろうか?周りに祖父母や地域はあっただろうか?本当に親だけの責任と言えるのか?

と、まあ…、こういうことに関して専門ではないので実際のところは詳しくは分かりません。
でも、ニートというのはバブルの産物ではないか?と思う。
バブルに浮かれて何も対策を講じなかった政府の責任だろう?とも思う。
確かに今頃になって、ニート対策だとか言ってるけど、またその狭間の人はどうなるんだろう?

私もちょうどその狭間の世代にいると言えるので、何とも言えませんけどねぇ…。
たまにはこういう風に、小難しく記事を書いてみた。
結構偏ってる記事なので、ちゃんと詳しく知りたい人は色々と検索してみるのが良いと思います。
この辺が簡単に書いてるのでお勧めかと。
NEET -Wikipedia-
インターネット上にあるフリー百科事典。

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